2020年に発売されたGhost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)は、13世紀の日本を舞台にした壮大な侍アクションで、PlayStation 4の限界を引き出したビジュアルと洗練されたオープンワールドデザインが高く評価されました。その後も拡張コンテンツやPS5版のリリースを経て完成度を高めた本作は、歴史的叙事詩として多くのプレイヤーに愛されています。
同じ体験を完全に再現するゲームはないものの、類似した魅力を持つタイトルも存在します。本記事では、Ghost of Tsushimaのような没入感あふれるおすすめのゲームを紹介します。Ghost of Tsushimaファン必見です!
目次
- 1 『Ghost of Tsushima』好きにおすすめのゲーム
- 1.1 ELDEN RING
- 1.2 バットマン:アーカム・シティ
- 1.3 ウィッチャー3 ワイルドハント
- 1.4 Marvel’s Spider-Man 2
- 1.5 デビル メイ クライ 5
- 1.6 龍が如く 維新!
- 1.7 Fate/Samurai Remnant
- 1.8 黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)
- 1.9 Stellar Blade
- 1.10 Kingdoms Of Amalur: Re-Reckoning
- 1.11 Wo Long: Fallen Dynasty
- 1.12 シャドウ・オブ・ウォー
- 1.13 Rise Of The Ronin
- 1.14 戦国無双5
- 1.15 Trek to Yomi
- 2 シリーズでおすすめのゲーム
『Ghost of Tsushima』好きにおすすめのゲーム

ELDEN RING



開発者 | フロム・ソフトウェア |
プラットフォーム | PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One |
リリース日 | 2022年2月25日 |
メタスコア | 96 |
『Ghost of Tsushima』の広大なオープンワールド探索に魅了された方に、ぜひ体験していただきたいのがフロム・ソフトウェアが手掛ける大作ELDEN RINGです。この作品は、圧倒的なスケールの世界観と、美しく緻密に作り込まれたフィールドが織りなす、まさに新たな冒険の舞台。プレイヤーを虜にする深い探索要素と自由度の高さは、他の追随を許さない完成度を誇っています。
一歩足を踏み入れれば広がるのは、細部まで作り込まれた広大なマップ。草木が揺れる静かな森林や、危険が潜む廃墟、そびえ立つ壮麗な城など、多種多様なエリアがシームレスにつながっています。その中には、隠されたアイテムや武器、数多くのクエスト、個性的なボスとの戦いなど、やりこみ要素が満載で、プレイヤーは優に100時間を超える冒険に没頭することができます。
さらに、ELDEN RINGではキャラクターの成長や戦闘スタイルの自由度が極めて高く、自分好みのプレイスタイルを模索する楽しさがあります。剣士として立ち回るか、魔法の力で戦うか、あるいは遠距離武器を駆使するか——選択肢は無限大です。そしてその選択が、プレイヤー自身の物語に直接影響を与えます。
『Ghost of Tsushima』の美しい戦闘アニメーションや緊張感あふれる剣戟を楽しんだ方にとって、ELDEN RINGの戦闘はさらなる挑戦と喜びをもたらすでしょう。特に、多彩なボス戦は戦略性とスキルが求められ、達成感も格別です。また、マルチプレイ要素も搭載されているため、仲間と協力して挑む楽しみも広がります。
ELDEN RINGは、ただのゲームではありません。それは新たな冒険を求めるすべてのプレイヤーに贈る一つの体験です。この作品は、オープンワールドゲームの新たな基準を打ち立てたと言っても過言ではありません。フロム・ソフトウェアの真髄を味わいながら、冒険心を解き放ち、未知の世界に飛び込んでみてください。『Ghost of Tsushima』の感動を超える新たな旅が、ここにあります。

バットマン:アーカム・シティ



開発者 | Rocksteady Studios |
プラットフォーム | PC/PS4/PS3/Xbox360/Xbox One/Wii U |
リリース日 | 2011年10月18日 |
メタスコア | 94 |
『Ghost of Tsushima』は、『バットマン:アーカム・シティ』を侍の世界観で再構築した作品と言っても過言ではありません。この二つのゲームは、濃密で魅力的なオープンワールドを舞台に、プレイヤーを没入させる点で共通しています。予期せぬ驚きが散りばめられた広大な世界と、爽快感あふれる戦闘システムが特徴です。一人の敵を華麗に倒し、その流れを途切れることなく次の敵へと繋げるアクションの快感は、どちらの作品もプレイヤーに強い満足感を与えます。
バットマン:アーカム・シティの世界には、リドラーが仕掛けた巧妙な謎解きやミニゲームが随所に配置されており、『Ghost of Tsushima』もまた、探索心を刺激するサイドミッションが豊富に用意されています。それぞれのゲームは、単なる物語の進行だけでなく、多岐にわたる要素を楽しめる点で非常に奥深く、プレイヤーを長時間引き込む力を持っています。
また、収集要素の存在も見逃せません。バットマン:アーカム・シティでは、無数の収集アイテムが世界中に散りばめられており、これらを見つけ出すことがゲームプレイに明確な意義を持たせています。『Ghost of Tsushima』も同様に、収集物が単なるおまけではなく、ゲーム全体の没入感を高める重要な役割を果たしています。こうした要素が、プレイヤーに達成感を与えると同時に、世界観の深みを感じさせる要因となっています。
バットマン:アーカム・シティが最高のバットマンゲームと称される理由には、こうした緻密に設計された要素の数々が挙げられます。同様に、『Ghost of Tsushima』も侍の世界を舞台にしたゲームの新たな基準を打ち立てたと言えるでしょう。

ウィッチャー3 ワイルドハント



開発者 | CD Projekt Red |
プラットフォーム | PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch |
リリース日 | 2015年5月19日 |
メタスコア | 92 |
ウィッチャー3 ワイルドハントは、ゲームに興味を持つ人なら一度は耳にしたことがある、名作中の名作です。「面白いRPGを探している?」「ファンタジーの世界で冒険したい?」「やり込めるゲームが欲しい?」そんな問いには、必ずといっていいほどこのタイトルが候補に挙がるほど、多くのゲーマーに愛されています。そして、もしあなたが『Ghost of Tsushima』だけでなく、『ゲーム・オブ・スローンズ』のファンなら、このゲームはさらに特別な体験を提供してくれるでしょう。その理由は単なる人気や定番だからではなく、両作品に共通する深い魅力にあります。
まず、どちらの作品も広大で緻密に作り込まれた世界観が特徴です。ウィッチャー3のオープンワールドは、息をのむような美しさと、荒々しくもリアルな雰囲気が絶妙に調和しています。物語の舞台は純粋なファンタジーですが、中世ヨーロッパを彷彿とさせる要素が随所に散りばめられています。この世界は、華やかさだけでなく、戦争や貧困、権力争いといった現実的なテーマを含み、プレイヤーに重厚感と没入感を与えます。ゲーム・オブ・スローンズが描く複雑でシリアスな世界観と通じる部分が多いのです。
また、両作品はリアルタイムで進行する戦闘システムを採用していますが、そのアプローチは異なります。ウィッチャー3では、剣技や魔法、戦術を駆使する独特の戦闘スタイルが求められます。この戦闘にはある程度の慣れが必要で、簡単にマスターできるものではありません。しかし、この学習過程こそが、ゲラルトというキャラクターの持つ強さや能力をプレイヤーが実感できる鍵となります。プレイヤーは自らキャラクターを作成するのではなく、すでに確立された主人公として物語を体験します。ゲラルトとして行動し、その世界で彼の名声や信念を受け継ぐという特別な感覚が味わえます。
ウィッチャー3 ワイルドハントは、ただのゲームではなく、ひとつの壮大な物語であり、このゲームが描く深い世界観と物語に心を奪われることでしょう。その中世の雰囲気やリアルな人間模様は、間違いなくあなたを魅了し、忘れられない体験を与えてくれるはずです。
Marvel’s Spider-Man 2



開発者 | Insomniac Games |
プラットフォーム | PC/PS5 |
リリース日 | 2023年10月20日 |
メタスコア | 90 |
Insomniac GamesはPS4およびPS5向けに2作の傑出したオープンワールドスーパーヒーローゲームを送り出した後、2023年のMarvel’s Spider-Man 2でさらなる高みへと到達しました。本作ではピーター・パーカーとマイルズ・モラレスという2人の主人公を操作できるようになり、前作の基盤を忠実に受け継ぎつつ、数々の革新が盛り込まれています。その中でも特に注目すべきは、戦闘システムの進化です。ヴェノム能力が加わり、ピーターとマイルズそれぞれに個性に即した独自のスキルやアビリティが用意されていることで、プレイ体験がより奥深いものとなっています。
また、オープンワールドの作り込みはさらに洗練され、美しいグラフィックがニューヨークの街並みをこれまで以上に魅力的に描き出しています。前作で若干物足りなさを感じたサイドミッションやオプション要素も大幅に強化され、メインストーリーの進行を補完する形で楽しむことができます。ストーリー自体も非常に練り込まれており、ピーターとマイルズの両方に焦点を当てながら、それぞれの成長と葛藤を巧みに描いています。特にピーターに多くのスポットライトが当てられているものの、マイルズの存在感も十分に際立っています。
Marvel’s Spider-Man 2は、Insomniac Gamesの技術力とゲームデザインの卓越性を改めて証明する一作であり、2023年を象徴するゲームの一つとなりました。オープンワールドゲームのジャンルにおいて、同じく高評価を得た『Ghost of Tsushima』と比較すると、両作品は異なる魅力を持っています。『Ghost of Tsushima』が時代劇の緻密な再現と剣戟アクションを特徴とするのに対し、Marvel’s Spider-Man 2はスーパーヒーローとしての爽快な戦闘と縦横無尽の移動が最大の魅力です。それぞれのアプローチは全く異なるものの、どちらもプレイヤーを引き込む没入感と高い満足度を提供している点で共通しています。
デビル メイ クライ 5



開発者 | カプコン |
プラットフォーム | PC/PS4/Xbox One |
リリース日 | 2019年3月8日 |
メタスコア | 87 |
『Ghost of Tsushima』が好きな人で、広大なオープンワールドや美しく多彩な風景、ストーリー重視のゲームを求めている場合、デビル メイ クライ 5は優先するべき作品ではないかもしれません。しかし、スタイリッシュで奥深いハック&スラッシュの戦闘を堪能したいなら、このゲームほど満足度の高い選択肢はほとんど存在しないでしょう。カプコンのデビル メイ クライシリーズは、アクションゲームの中でも特に高い評価を受けており、『5』はその集大成とも言えるタイトルです。過去作の『デビル メイ クライ 3』や『4』も合わせてプレイすることで、このシリーズの進化をさらに楽しむことができます。
『Devil May Cry 5』の最大の特徴の一つは、3人の個性的なプレイアブルキャラクターにあります。それぞれのキャラクターが独自の戦闘スタイルを持ち、異なる操作感を提供しているため、何度でも新鮮な気持ちでプレイを楽しむことができます。初めてこのシリーズやジャンルに触れるプレイヤーでも手軽に楽しめる設計がなされていますが、その一方で、戦闘の奥深さやテクニックを完全にマスターするにはかなりの練習と工夫が求められます。この「簡単に始められ、極めるには挑戦が必要」というバランスが、本作の魅力をさらに高めています。
特に注目すべきはダンテです。シリーズを象徴するキャラクターである彼は、デビル メイ クライ 5においてまさに完成形とも言える存在です。約20年にわたり積み上げられてきたその操作性は、コンボチェインを中心とした緻密なシステムに支えられています。さらに、ダンテは戦闘中に4つのスタイルを自由に切り替えることができ、これにより戦略性とアクション性の両立が可能となっています。この要素は『Ghost of Tsushima』の型切り替えにも似た快感をプレイヤーに提供します。
もちろん、ネロやVも魅力的で独自の楽しさを持つキャラクターです。特にネロは爽快なスラッシュ攻撃と多彩なデビルブレイカーが特徴で、Vは召喚獣を駆使した一風変わった戦闘スタイルを楽しめます。しかし、ダンテはシリーズの長い歴史を反映した最高峰のキャラクターであり、彼を操作する楽しさは他の追随を許さないでしょう。このように、デビル メイ クライ 5は、プレイヤーがハック&スラッシュの真髄に触れることができる傑作と言えます。
龍が如く 維新!



開発者 | セガ |
プラットフォーム | PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One |
リリース日 | 2014年2月22日 |
メタスコア | 81 |
セガの「龍が如く」シリーズは、現代日本を舞台にしたギャングドラマで知られていますが、スピンオフ作品では大胆な挑戦を見せることもあります。その代表例が江戸時代を舞台にした龍が如く 維新!です。この作品は、歴史上の人物をモデルにしたキャラクターが登場する一方で、シリーズファンに馴染み深い顔も多く採用されています。復讐を軸にしたドラマチックな物語が展開する中、幕末という激動の時代を描き出し、シリーズ特有の優れた脚本と魅力的なキャラクターが存分に発揮されています。
龍が如く 維新!は、2014年に日本限定で発売されたゲームのリメイク版です。オープンワールドの都市は規模こそ小さいものの、シリーズならではの緻密な作り込みとエリアごとの個性が光ります。大規模なフィールドを誇る『Ghost of Tsushima』とは趣を異にしますが、限られたスペースを活かし、プレイヤーを没入させるデザインは見事です。本編シリーズのバトルシステムを継承しつつ、武器主体の戦いと新しいカードシステムを組み込むことで独自性を持たせています。4つの戦闘スタンスを使い分ける仕組みはバリエーション豊かで、スピーディなアクションとスキルのアンロックがプレイの楽しみを深めます。伝統的な刀を手にした「桐生」風のキャラクターを操作する体験は、新鮮さと興奮に満ちています。
この作品の最大の魅力は、現代日本の原点ともいえる歴史的な物語を描いている点です。国内では広く知られた幕末の物語ですが、西洋のプレイヤーにとっては新たな発見の連続となるでしょう。龍が如く 維新!は、歴史的事実への敬意を払いつつ、シリーズならではのユーモアやダイナミックな演出を融合させています。その結果、非常に日本的でありながら、国外のプレイヤーにも理解しやすく楽しめる作品に仕上がっています。
なお、リメイク版の龍が如く 維新! 極が2023年2月21日にリリースされています。
Fate/Samurai Remnant



開発者 | コーエーテクモゲームス |
プラットフォーム | PC/PS5/PS4/Nintendo Switch |
リリース日 | 2023年9月28日 |
メタスコア | 81 |
Fate/Samurai Remnantは、アニメ調のビジュアルやタイトルからもわかるように、『Ghost of Tsushima』とは全く異なる体験を提供する作品です。このゲームはFateシリーズの一作であり、シリーズの核となる要素を踏襲しつつも、これまで以上に大胆で独創的なアプローチが取られています。
Fateシリーズは、元々ビジュアルノベルとして誕生し、その後漫画、アニメ、ライトノベル、ゲームなど、多岐にわたるメディア展開を遂げてきた長寿フランチャイズです。その特徴的な設定は、マスターと呼ばれるキャラクターたちが歴史上の英雄(サーヴァント)を召喚し、最後の一人が願いを叶えられるバトルロイヤル形式の物語です。このフォーマットは多くの作品で人気を博しており、特にビジュアルノベルやアニメが高い評価を受けています。一方で、アクションを主体としたゲーム作品は賛否が分かれることも多く、シリーズ全体の中ではやや軽めに受け取られる傾向がありました。
しかし、Fate/Samurai Remnantはその流れを大きく変える、シリーズのゲーム作品として非常に意欲的な試みです。本作は17世紀の江戸時代を舞台に、深みのある物語と魅力的なキャラクターでプレイヤーを引き込みます。特筆すべきはその構造で、これまでのFate/Extellaシリーズがミッションベースの形式を採用していたのに対し、Fate/Samurai Remnantではほぼオープンワールドのような広大な世界が用意されています。エリア間はファストトラベルを利用するシステムですが、その一つひとつが丁寧に作り込まれ、探索や冒険の楽しさが詰まっています。ストーリーはボリュームたっぷりで、物語のクライマックスは非常にドラマチックな展開を見せます。
戦闘は、三國無双シリーズのような多勢を相手に戦う爽快感を持ちながら、一般的な無双系ゲームよりも歯ごたえのある難易度が特徴です。操作には一定の習熟が必要で、さらに緻密に設計された成長システムにより、プレイヤーのスキルアップがそのまま戦闘の楽しさにつながります。このため、やりごたえを求めるプレイヤーにとっても満足感を得られる内容になっています。
本作は、『Ghost of Tsushima』のような日本の歴史に触れるタイトルが好きな人や、アニメ的なビジュアルやストーリーを楽しめる人に特におすすめです。江戸時代という重要な歴史的背景を舞台に、Fateならではのファンタジー要素を加えたストーリーは、歴史と空想が織りなす独自の世界観を見事に表現しています。Fate/Samurai Remnantは、単なるアクションゲームを超えた、シリーズにおける新たな可能性を感じさせる一作です。
黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)



開発者 | Game Science |
プラットフォーム | PC/PS5 |
リリース日 | 2024年8月19日 |
メタスコア | 81 |
2024年、満を持して発売された黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)は、その革新性と完成度で瞬く間に世界中の注目を集めました。Game Scienceが手掛けたこの作品は、アクションゲームとしての質だけでなく、中国の古典文学「西遊記」を基にした物語の深みでも高く評価されています。本作は多くのプレイヤーにとって「西遊記」との初めての出会いとなる可能性が高く、この点で文化的意義の高いゲームといえます。
黒神話:悟空は『Ghost of Tsushima』と直接的な類似性は少ないものの、両者に共通する要素も少なくありません。『Ghost of Tsushima』が日本の歴史や文化に新たな光を当てたように、黒神話:悟空は「西遊記」の世界観に独自のアプローチを加えながらも、その神話的な物語やキャラクターの深みを最大限に活かし、プレイヤーを魅了するゲーム体験を提供しています。
ゲームプレイの面では、特に戦闘が大きな魅力です。スピード感と爽快感を備えたアクションは、「ソウルライク」に分類されるものの、難易度のバランスは程よく、幅広いプレイヤーが楽しめる作りとなっています。主人公である「天命人」は、物語を通じて特定の武器を軸に戦いますが、多彩なスキルや呪文を解放して戦闘スタイルをカスタマイズできる点が特徴です。これにより、プレイヤーは自分のプレイスタイルに合ったアプローチで戦闘を楽しむことができます。
黒神話:悟空は完全なオープンワールドではなく、一部に線形的な進行を含んでいますが、それがかえって物語のテンポを引き立てています。特に後半の章では探索要素が強化され、隠された秘密や新たな挑戦を見つける楽しみがあります。このバランスの取れた設計は、プレイヤーを飽きさせない巧妙な工夫といえるでしょう。
そして、視覚的な美しさも本作の大きな特徴です。『Ghost of Tsushima』がPS4の限界を押し広げたように、黒神話:悟空はPlayStation 5の性能を余すことなく引き出し、圧倒的なビジュアル体験を実現しています。細部まで緻密に描かれた世界、リアルタイムで動く光と影の演出、そして迫力あるキャラクターモーションが、プレイヤーをまるで物語の中に引き込むかのような没入感を生み出しています。
黒神話:悟空は単なるアクションゲームの枠を超え、中国文化への興味を引き出すきっかけとなる作品です。その革新性、挑戦的なゲームデザイン、そして物語の深さにより、アクションゲーム好きはもちろん、物語性を重視するプレイヤーにとっても必見のタイトルといえるでしょう。
Stellar Blade



開発者 | SHIFT UP |
プラットフォーム | PS5 |
リリース日 | 2024年4月26日 |
メタスコア | 81 |
Stellar Bladeと『Ghost of Tsushima』は、一見すると全く異なる作品のように映ります。『Ghost of Tsushima』は日本の戦国時代を舞台にした歴史ドラマで、広大なオープンワールドと手軽に楽しめる戦闘システムが特徴です。一方、Stellar Bladeは未来世界を舞台に、人類が超自然的な脅威によって絶滅の危機に瀕した状況を描きます。ジャンルも違えば、雰囲気やテーマも大きく異なります。それでも、両作品には共通して光る魅力が存在し、比較して語る価値があります。
Stellar Bladeの戦闘システムは、ハクスラとソウルライクの要素を融合させた独自の仕組みを採用しています。その中でも特に「回避」と「パリィ(敵の攻撃を弾く動作)」が重要な役割を果たしており、防御行動が戦術の核となっています。さらに、これらのアクションには特殊な攻撃やゲージが紐づけられており、プレイヤーは戦況に応じて素早く的確な判断を求められます。『Ghost of Tsushima』の戦闘はスムーズかつ比較的アクセスしやすいのに対し、Stellar Bladeの戦闘はもう一段階深みがあり、緊張感のある駆け引きを楽しむことができます。
また、ゲームの難易度についても言及する必要があります。Stellar Bladeは確かに『Ghost of Tsushima』より難易度が高めですが、他のソウルライク作品と比べるとそこまで厳しくありません。そのため、ソウルライク初心者でも挑戦しやすく、それでいてスリルを十分に味わえる設計となっています。ゲーム序盤を乗り越えると、広大で探索心をくすぐるエリアが次々と解放され、多彩なサイドクエストがプレイヤーを待っています。この探索要素は、『Ghost of Tsushima』を楽しんだプレイヤーにとっても魅力的に感じられるでしょう。
ストーリーについては、Stellar Bladeのメインプロットが特に優れているわけではありません。しかし、全体的なゲーム体験を妨げるほどの欠点ではなく、むしろ戦闘や探索の面白さを引き立てるための舞台装置として機能しています。『Ghost of Tsushima』が日本の歴史と文化を背景にした感動的な物語を提供したのとは対照的ですが、Stellar Bladeはビジュアルとゲームプレイの強さでしっかりと存在感を示しています。
Stellar Bladeは、PlayStation 5を所有する理由となるタイトルです。特に注目すべきは、その美麗なグラフィックです。若いスタジオが開発した初タイトルでありながら、未来的な世界観を完璧に表現し、PlayStation 5のハードウェア性能を最大限に活用しています。その完成度の高さは、『Ghost of Tsushima』がPlayStation 4世代で果たした役割と同様、Stellar BladeがPlayStation 5の価値を引き上げる存在であると感じさせます。
異なるジャンルや時代を舞台にしながらも、Stellar Bladeと『Ghost of Tsushima』の両方がプレイヤーにとって特別な体験を提供する点で共通しています。どちらの作品も、ハードウェアの限界に挑み、ゲームとしての魅力を最大化した成功例と言えるでしょう。
Kingdoms Of Amalur: Re-Reckoning



開発者 | 38 Studios |
プラットフォーム | PC/PS3/PS4/Xbox One/Xbox 360/Nintendo Switch |
リリース日 | 2012年2月7日 |
メタスコア | 80 |
『Ghost of Tsushima』や「ELDEN RING」がオープンワールドゲームにおける三人称視点のアクションの新たな基準を確立する前、Kingdoms of Amalurはリアルタイム戦闘の真髄を体現するタイトルとして知られていました。このゲームは2012年に発売され、「スカイリム」のような広大な世界観ではなく、「ゴッド・オブ・ウォー」に近い爽快感あふれるハクスラの戦闘システムによって、瞬く間に注目を集めました。
このタイトルの特徴は、豊富な武器システムと流れるようなコンボチェーンにありました。プレイヤーは剣や魔法、スキルを駆使して多様な戦術を展開でき、戦闘そのものが一つのエンターテインメントとして成立していました。これにより、ゲームプレイの一瞬一瞬が充実しており、進行するたびに新たな楽しみを提供してくれました。
しかし、現代のゲームと比較すると、Kingdoms of AmalurのRPGとしての完成度には古さを感じる部分もあります。特に、リマスター版であるKingdoms Of Amalur: Re-ReckoningはPS3時代のゲームに新しい外観を加えたもので、大幅な変更や進化は見られません。そのため、新規プレイヤーはリマスター版の購入前に、これは過去の名作を蘇らせたものであることを理解する必要があります。
それでも、この作品の魅力は色あせていません。豊かで色彩鮮やかなファンタジーの世界は、現在でもプレイヤーを引き込む力を持っています。細部まで作り込まれた美しいデザインと、独特のキャラクターたちが織りなす物語は、ファンタジーRPGのファンにとって今なお十分に魅力的です。さらに、戦闘システムは直感的で楽しく、アクションゲームとしての要素も際立っています。
Kingdoms of Amalurは、当時のゲームデザインの巧妙さを再評価したいプレイヤーや、現在のRPGにはない独自のファンタジー体験を求める人にとって、プレイする価値のある作品です。その懐かしさと新たな発見を兼ね備えた本作は、単なる過去の名作ではなく、今でも楽しめる珠玉の一作として輝いています。
Wo Long: Fallen Dynasty



開発者 | Team NINJA |
プラットフォーム | PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One |
リリース日 | 2023年3月3日 |
メタスコア | 80 |
中国の三国志時代を舞台にしたアクションRPGのWo Long: Fallen Dynastyは、Team Ninjaが手がける2023年のソウルライク作品です。本作は、同スタジオの「仁王」シリーズのDNAを受け継ぎながらも、独自性を強く打ち出しています。その最大の特徴は「パリィ」に重きを置いた戦闘システムです。このメカニックは、ゲーム全体を通じて戦闘の鍵となるもので、チュートリアルボス戦では、攻撃をはじく技術がなければ進行が非常に困難になるほど重要な役割を果たします。
物語の舞台は三国志時代の中国ですが、Wo Long: Fallen Dynastyは歴史の忠実な再現よりも、ダークファンタジーとしての魅力を追求しています。プレイヤーは劉備や関羽、張飛など、歴史に名を刻む英雄たちと共闘する一方で、対峙する敵は主に妖魔や超自然的な存在です。このため、歴史的なドラマよりも、プレイヤー自身が英雄として戦場を駆け巡るスリルが重視されています。
難易度の面では、Wo Long: Fallen Dynastyは『Ghost of Tsushima』よりも遥かにレベルの高いミッションを提供します。どちらの作品もスピーディーかつスキルベースの戦闘を特徴としていますが、Wo Long: Fallen Dynastyはそのシステムの緻密さと、プレイヤーに求められる技術の高さで一線を画しています。特にパリィを中心とした戦闘は、タイミングと判断力が問われるため、勝利を収めたときの達成感は格別です。結果として、Wo Long: Fallen Dynastyは、プレイヤーに高いスキルと忍耐力を要求する、濃密なゲーム体験を提供する作品となっています。
シャドウ・オブ・ウォー



開発者 | Monolith Production |
プラットフォーム | PC/PS4/Xbox One |
リリース日 | 2017年10月10日 |
メタスコア | 80 |
シャドウ・オブ・ウォーは、オープンワールドゲームの醍醐味を存分に味わいたい人にとって、絶対に見逃せないタイトルです。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの壮大な世界観を基にし、前作「シャドウ・オブ・モルドール」の物語をさらに深く掘り下げた本作では、主人公タリオンの新たな冒険が描かれています。豊かなストーリー要素、練り込まれたキャラクター、そして爽快で流れるような戦闘システムが見事に組み合わさり、プレイヤーを虜にする体験が待っています。
続編である本作では、オープンワールドのスケールとディテールが一段と向上し、プレイヤーに探索の楽しさを存分に味わわせてくれます。その中でも特に注目すべきは、革新的な「ネメシスシステム」の進化です。このシステムにより、プレイヤーが過去に戦った敵が物語に深く関わり、個々の対立や因縁がドラマチックに展開されます。敵との出会いや再戦は、単なる戦闘を超えたストーリー体験となり、ゲームに独自性と臨場感をもたらしています。
さらに、各エリアにはさまざまな挑戦やサイドクエストが用意されており、プレイヤーの選択次第で物語の展開が変化します。この自由度の高さが、オープンワールドゲームとしての完成度をさらに引き上げています。タリオンの旅を通じて、壮大なモルドールの地を探索し、自分だけの物語を紡ぐ体験は、間違いなく心に残るものとなるでしょう。
シャドウ・オブ・ウォーは、緻密に作り込まれた世界観と革新的なゲームシステム、そしてプレイヤーの感情を揺さぶるストーリーが一体となった傑作です。冒険心をくすぐられるようなゲームを探しているなら、この作品をプレイしない理由はありません。タリオンと共に、新たな運命の扉を開いてみてはいかがでしょうか。
Rise Of The Ronin



開発者 | Team NINJA |
プラットフォーム | PS5 |
リリース日 | 2024年3月22日 |
メタスコア | 76 |
Team Ninjaが手掛けた新作Rise of the Roninは、多くの注目を集めつつも、絶賛というより「良作」と評価されるスタートを切りました。同日に発売されたカプコンの「ドラゴンズドグマ2」との競合も、この反応に影響を与えた要因といえます。『ドラゴンズドグマ2』は、自由度の高いクラスシステムと戦闘の完成度で際立つ作品であり、オープンワールドRPGを求めるプレイヤーにとっては間違いのない選択肢です。一方で、Rise of the Roninはそのスタイルやトーン、そして幕末という設定において、『Ghost of Tsushima』との類似性が際立っています。この作品は、まるでSucker Punchの傑作の精神を引き継いだかのような仕上がりです。
Rise of the Roninの舞台は江戸時代末期、まさに日本が激動の変化を迎える時代です。その中で、プレイヤーは流浪の侍として新時代の到来を目撃し、選択を迫られる物語が展開されます。このゲームは単なるアクションではなく、歴史的背景をしっかりと描きつつ、奥深い世界観を提供しています。戦闘はTeam Ninjaの伝統ともいえるスピード感と爽快感が特徴で、初心者でも楽しみやすい難易度設計が施されています。『仁王2』ほどの複雑さはないものの、技の組み合わせや武器選択の幅広さ、そして多彩なスキルツリーによって、プレイヤーごとのスタイルに応じた自由な戦い方が可能です。
また、この作品は「挑戦」と「達成感」の絶妙なバランスを持っています。従来のソウルライク作品に比べ、難易度が緩和されていることで幅広い層のプレイヤーに受け入れられやすくなっており、アクションゲーム初心者でも手軽に入り込める点は特筆に値します。一方で、奥深い戦闘システムや戦略性を求める熟練プレイヤーにとっても満足度の高い体験が用意されています。
Rise of the Roninは、『Ghost of Tsushima』の精神的後継作ともいえる魅力を持ちながら、Team Ninja独自の個性と洗練されたアクションを融合させた意欲作です。歴史的なドラマと心地よいアクションを融合させたこのゲームは、幕末の世界に足を踏み入れたいすべてのプレイヤーにとって価値のある一作といえるでしょう。
戦国無双5



開発者 | コーエーテクモゲームス |
プラットフォーム | PC/PS4/Xbox One/Nintendo Switch |
リリース日 | 2021年7月27日 |
メタスコア | 75 |
「無双」シリーズと「Ghost of Tsushima」は、どちらもハクスラのジャンルに分類される作品ですが、その戦闘システムは大きく異なります。「無双」シリーズは、プレイヤーが圧倒的な数の敵軍と戦い、何百人もの敵を一度に薙ぎ払う爽快感を楽しむゲームデザインが特徴です。アクションはシンプルで、特にノーマル難易度ではボタン連打でも進められる設計になっています。そのため初心者でも気軽に楽しめる一方、上級者にはやり込み要素が豊富に用意されており、幅広いプレイヤー層に支持されています。「無双」の魅力は、一撃で大軍を圧倒する圧倒的なパワーファンタジーを体験できる点にあります。
中でも「戦国無双」シリーズは、日本の戦国時代を舞台にしており、歴史上の実在する武将たちが登場します。このシリーズでは、戦国時代の象徴的な戦いを再現しつつ、プレイヤーに歴史のドラマを追体験させることを目的としています。戦国無双5は、その中でも特に織田信長と明智光秀の二人の武将に焦点を当てた作品です。本作の物語は、二人の成長や葛藤、そして戦国時代の荒波の中での選択といったテーマを中心に展開されます。その他のキャラクターもプレイ可能で、それぞれの視点から物語が描かれるため、戦国時代の複雑な人間模様が深く掘り下げられています。
戦国無双5は、シリーズ初心者にとって理想的な入門編でありながら、無双ファンにとっても新たな楽しみを提供する作品です。ビジュアルやゲームプレイの進化により、戦国時代の魅力をより鮮やかに体験できる仕上がりとなっています。日本史好きにはもちろん、アクションゲームが好きな人にもおすすめのタイトルと言えるでしょう。
Trek to Yomi



開発者 | Flying Wild Hog |
プラットフォーム | PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch |
リリース日 | 2022年5月5日 |
メタスコア | 71 |
『Ghost of Tsushima』は、古典的な侍映画への深い敬意を込めたゲームであり、黒澤明の名を冠した白黒モードまで搭載する徹底ぶりで知られています。一方、Trek to Yomiもまた、この映画史へのリスペクトを示しつつ、戦国時代の日本を緻密に描き出しています。ただし、『Ghost of Tsushima』が広大なオープンワールドと自由度の高い冒険を提供するのに対し、Trek to Yomiは2Dのハクスラに焦点を当てた、より直線的な体験を目指しています。探索要素は控えめで、戦闘の合間のアクセントとして機能する程度です。そのため、ストーリーやプレイ体験のスケール感は控えめですが、それ自体がこの作品の魅力でもあります。
Trek to Yomiの最大の特徴は、何と言ってもその美しいビジュアルです。全編にわたって映画のような演出が光り、戦国時代の情景を見事に再現しています。さらに、物語もシンプルながら引き込まれる内容で、復讐をテーマにした古典的な筋書きに、超自然的な要素がアクセントを加えています。こうした要素が相まって、プレイヤーに独特の没入感を与えています。
また、このゲームは戦国時代というあまり多く描かれることのない日本の歴史を舞台にしている点で、非常に価値のある試みです。大作に匹敵するスケール感を求めるプレイヤーにはやや物足りないかもしれませんが、美しいビジュアルと独特の雰囲気を堪能したい人にはぜひおすすめしたい一作です。
シリーズでおすすめのゲーム
ここからは、『Ghost of Tsushima』を愛する皆さんに、シリーズ全体を通して楽しめるおすすめゲームを厳選してご紹介します!
『Horizon Zero Dawn』&『Horizon Forbidden West』



Horizon Zero Dawnは、圧倒的なパノラマビューと豊かな世界観が特徴のゲームです。プレイヤーは、文明が崩壊し、人類が部族社会へと回帰したポストアポカリプスの地球を冒険します。この作品のグラフィックは息をのむほど美しく、ディテールまで丁寧に描かれた自然や遺跡の景色が、プレイヤーを別世界へと引き込みます。しかし、このゲームの魅力はそれだけではありません。戦闘システムは非常に洗練されており、オープンワールドゲームの中でも最高峰の一つとして評価されています。
本作では、巨大な機械獣との戦いがゲームの核心を成しています。これらの戦闘は、戦略性とスリルに満ちており、単なるアクション以上の深みを持っています。特に、日本の歴史を舞台にした『Ghost of Tsushima』のような作品を楽しんだプレイヤーにとって、この機械獣との戦いは全く新しい挑戦となるでしょう。Horizon Zero Dawnと続編のHorizon Forbidden Westの世界観は、広大で多彩です。砂漠や森林、古代の遺跡といった多様な地形が広がり、それぞれの場所が物語と冒険をさらに深めています。
主人公アーロイの視点を通して、この壮大な世界を駆け巡る体験は、単なるゲームを超えた感動を与えてくれます。圧倒的な没入感、視覚的な美しさ、そして戦略的な戦闘システムが組み合わさった本シリーズは、オープンワールドゲームの新たな基準を打ち立てたと言えるでしょう。
『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』&『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』



EAが手掛けた「スター・ウォーズ」ゲームは、評価がさまざまな「ミックスバッグ」と称されることもありますが、その中には確かな傑作が存在します。その中でも、Respawn Entertainmentが手掛けた「ジェダイ」シリーズは、その魅力を最大限に発揮した作品と言えるでしょう。このシリーズはスター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダーと続編のスター・ウォーズ ジェダイ:サバイバーで構成され、プレイヤーは帝国の支配下で追われる身となったパダワン、カル・ケティスとして壮大な冒険に挑みます。
このシリーズの特徴の一つは、ソウルライクゲームに触発された独特の近接戦闘システムです。ライトセーバーを駆使した戦闘は緊張感があり、操作の手応えを十分に感じさせます。その戦闘スタイルは『Ghost of Tsushima』にも通じるものがありますが、ジェダイならではのフォース能力が加わることで、さらに戦略性と奥深さが増しています。特に、ゲームを進める中でカルが新しい能力を習得していくことで、プレイヤーは常に新鮮な感覚で戦闘を楽しむことができます。
しかし、このシリーズの真価は戦闘に留まらず、むしろ物語、探索、そして世界構築にこそあります。物語は帝国の抑圧に抗う若きジェダイの成長と苦悩を描き、プレイヤーを深く引き込む感動的な体験を提供します。マップデザインも秀逸で、完全なオープンワールドではないものの、広大かつ緻密に作り込まれたエリアが探索心を刺激します。特に続編スター・ウォーズ ジェダイ:サバイバーでは、マップの規模がさらに拡大し、プレイヤーはカルの新たな能力を駆使して、これまで立ち入れなかったエリアを解放していく喜びを味わえます。
さらに、シリーズ全体を通して「スター・ウォーズ」の世界観が丁寧に描かれており、映画シリーズのファンにとっても魅力的な仕掛けが満載です。ユニークなキャラクターや魅力的な惑星、壮大なストーリー展開が、映画では描ききれない「スター・ウォーズ」の奥行きを感じさせてくれます。
「ジェダイ」シリーズは、アクションゲームとしての完成度の高さに加え、スター・ウォーズのファンなら誰もが楽しめる物語と体験を提供しています。EAとスター・ウォーズのコラボレーションから生まれた最高傑作のひとつとして、このシリーズは未来のゲーム史にも名を残すことでしょう。
『inFAMOUS〜悪名高き男〜』&『inFAMOUS 2』&『inFAMOUS Second Son』



『Ghost of Tsushima』を愛する人なら、ぜひ一度はSucker Punchが手掛けたinFAMOUSシリーズにも挑戦してみてほしいところです。このシリーズは、スーパーヒーローがテーマのゲームで、プレイヤーの選択によってミッションが変化する選択システム、そして自由に探索できる都会のサンドボックスが魅力となっています。現代の視点から見ると、『Ghost of Tsushima』ほどの圧倒的な完成度には達していないかもしれませんが、それでもinFAMOUSシリーズはスタイリッシュで流れるような戦闘や移動システムのおかげで、今でも十分楽しめる作品です。
『Ghost of Tsushima』とinFAMOUSのゲーム性はそれほど似ているわけではありません。inFAMOUSはより派手で大げさなアクションに焦点を当てていますが、どちらの作品も敵の集団と相対する戦闘やスキルを基盤とした成長システムを備えている点が共通しています。
さて、inFAMOUSシリーズに初めて触れる人は、どの作品から始めれば良いのか迷うかもしれません。そこで、inFAMOUSシリーズの主要な作品について解説します。
まず、2009年にリリースされた初代inFAMOUS〜悪名高き男〜は、多くのファンからシリーズの最高傑作と評されています。この作品では、平凡な青年コール・マグラスが、ある出来事をきっかけに驚異的な力を得て、ヒーローとして行動することを余儀なくされます。ただし、プレイヤーの選択次第で悪の道に進むことも可能です。舞台はエンパイアシティという都市で、オープンワールド形式で探索やミッションを楽しむことができます。一部、時代を感じさせる部分もありますが、シリーズの中でも最も優れたストーリーが展開される作品として今でも人気です。
続いて2011年に発売されたinFAMOUS 2は、初代のストーリーを直接引き継ぎ、ゲームプレイが大幅に進化しました。移動や戦闘の選択肢が増え、より自由度の高いアクションが楽しめます。ただし、物語に関しては初代ほどの深みや感動があるわけではありませんが、オープンワールドでの冒険を純粋に楽しみたい人には満足感を与えてくれる作品です。この作品を楽しむためには、初代を先にプレイすることをおすすめします。
最後に紹介するのは2014年発売のinFAMOUS Second Sonです。この作品は、新しい主人公と舞台で仕切り直しを図ったシリーズの最新作で、PlayStation 4の技術を最大限に活かしたビジュアルが特徴です。今でもPlayStation 4作品の中でもトップクラスのグラフィックと言えます。ただし、ストーリーに関してはあまり評価が高くありません。シリーズ全体としてはPlayStation 3の2作品ほどの完成度には達していないものの、初めてinFAMOUSシリーズを体験する入り口としては悪くない選択肢です。
『マフィア』三部作




一見すると、『マフィア』三部作と『Ghost of Tsushima』は全く異なる世界観を持つゲームに見えます。それぞれの舞台設定、ゲームプレイの設計、オープンワールドのアプローチは対極的と言えるほど違いがあり、『Ghost of Tsushima』のファンが『マフィア』三部作に惹かれるとは限りません。それでも、両作品には共通する大きな魅力があります。それは、プレイヤーをその世界へと深く引き込む「没入感」です。
『Ghost of Tsushima』は日本史でもあまり描かれることのない鎌倉時代後期を舞台に、その時代の風景、文化、戦いの精神を美しく表現しています。一方で『マフィア』三部作は、アメリカの1930年代から1960年代後半にかけての三つの異なる時代を背景にしています。シリーズ第1作では禁酒法時代の1930年代、第2作では第二次世界大戦後の1940年代、第3作では公民権運動の高まる1960年代を描き、それぞれ架空の都市を舞台にしながらも、その時代の社会や文化を驚くほど精密に再現しています。この歴史的ディテールの豊かさが、どちらの作品も他のゲームにはない独自の魅力を生み出しているのです。
『Ghost of Tsushima』がオープンワールドを活かして多彩な活動や挑戦をプレイヤーに提供する一方、『マフィア』三部作のオープンワールドは雰囲気と舞台設定の強化に重点を置いています。マフィアでは、メインミッションの間に広がる都市を移動する時間が、時代の空気感を感じる場として機能しています。インタラクティブな要素は控えめで、現代のオープンワールドゲームと比べると活動の幅は限られていますが、その分ストーリー展開に集中しやすくなっています。
『マフィア』三部作のゲームプレイは主に三人称視点で進行します。アクション要素そのものは堅実ですが、特に目新しいわけではありません。しかし、このシリーズが特別なのは、何よりもストーリーテリングの質の高さにあります。それぞれの作品が映画のような重厚な物語を展開し、プレイヤーをキャラクターたちのドラマに深く引き込みます。その語り口は感情的で、人間味が溢れており、時に胸を締め付けるような瞬間を生み出します。
『Ghost of Tsushima』と『マフィア』三部作は表面上は対照的ですが、いずれもその時代や文化を見事に再現し、プレイヤーに一生忘れられない体験を提供してくれる点で共通しています。どちらもゲームが持つ没入感の可能性を最大限に引き出した傑作と言えるでしょう。
『鬼武者』シリーズ




『Ghost of Tsushima』の壮大な世界観や美しいビジュアルを楽しんだプレイヤーの中で、さらにダークで重厚な雰囲気を求めている方に、ぜひ一度プレイしてほしいのが『鬼武者』シリーズです。このシリーズは、日本の歴史を舞台に、実在の歴史上の人物たちが超自然的な敵に立ち向かうという独特の設定で、アクション、謎解き、探索の要素が絶妙に組み合わさった作品となっています。
『鬼武者』は、カプコンが手掛けた作品で、「バイオハザード」シリーズと同じく緊張感あふれるゲームプレイを提供します。しかし、大きな違いは、その焦点が近接戦闘に置かれている点です。刀や槍を駆使して敵を打ち倒し、ステージを探索しながらストーリーを進めていく過程は、一度プレイすると忘れられない体験を与えてくれます。カルト的な人気を誇るこのシリーズは、グラフィックこそやや時代を感じさせる部分があるものの、その深みのある世界観とゲーム性は、今なお色褪せません。
特に初心者におすすめなのが、シリーズ第一作目である『鬼武者』のリマスター版『鬼武者:リマスター版』です。この作品は、PS4、PC、Xbox One向けにリリースされ、グラフィックの向上や操作性の改善が施されています。そのため、現代のプレイヤーでも快適にプレイすることができます。このリマスター版はシリーズの入口として最適であり、『鬼武者』の魅力を余すことなく体験できる一本です。
ダークな雰囲気と歴史的な重み、そして手応えのあるアクションを求めているなら、ぜひ『鬼武者』シリーズを手に取ってみてください。その魅力にきっと引き込まれるはずです。
『侍道』シリーズ




『侍道』シリーズは、ここ10年ほどの間に少し影が薄くなってしまったタイトルですが、その魅力は色褪せることなく、多くのプレイヤーの心に残っています。このシリーズは、単に侍を題材としたアクションゲームではなく、日本の歴史と文化を深く掘り下げた独特のゲーム体験を提供しています。プレイヤーは一人の浪人となり、時代や状況の異なる町に足を踏み入れ、そこに存在する政治的・社会的な問題に関与していきます。この過程で、シリーズ全体を通して「生きる」というテーマが強く感じられるのも特徴です。
侍道のもう一つの魅力は、ゲームプレイが単なる戦闘やストーリーテリングに留まらず、時にはライフシミュレーションのような側面を持つ点です。例えば、町の住民と交流し、生活の中に溶け込むような場面もあり、こうした細やかな描写がプレイヤーをその世界に没入させます。ストーリー展開は意図的に緩やかに進む部分が多く、侍としての人生をじっくりと体験できるのもこのシリーズならではの魅力です。
さらに、『侍道』シリーズは続編を重ねるごとにプレイヤーの選択肢が広がり、それがゲームのリプレイ性を大幅に向上させています。選択肢次第でストーリーが大きく変化するため、同じ作品でもプレイするたびに全く異なる展開が楽しめます。この自由度の高さが、多くのプレイヤーを引きつける理由の一つです。
シリーズ全体としてどの作品も優れていますが、初めてプレイする方には侍道4をおすすめします。この作品は、シリーズで最も洗練された戦闘システムを持ち、戦闘の奥深さを楽しめるだけでなく、幕末というドラマチックな時代背景が巧みに描かれています。外国人勢力や新政府といった多様な勢力が登場し、それらの間で揺れ動く町の姿をプレイヤー自身が体感できるのも魅力的です。侍道4は特に初心者に優しい設計となっており、シリーズの魅力を存分に味わえる入り口として最適です。
もちろん、シリーズの他の作品も個性的で、どれもプレイする価値があります。特に、各作品が比較的短時間でクリア可能なこともあり、忙しい現代人にとって手軽に楽しめるゲームと言えるでしょう。
『侍道』シリーズは、単なるゲームではなく、侍としての生き様を描いた深みを持つ作品です。このシリーズに触れたことのない方は、ぜひ一度その魅力を体感してみてください。その世界に足を踏み入れた瞬間、きっと忘れられない体験があなたを待っています。
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