2025年のゲーム業界は、インディー作品やAAタイトルが大きな存在感を放った一年でした。
少人数開発ならではの独創性や挑戦的なゲームデザインが評価され、「予算=面白さではない」ことを強く印象づけた年だったと言えるでしょう。
しかし、2026年はその流れが大きく変わる可能性があります。
公開されている発売スケジュールを見る限り、2026年はAAAタイトルが明確に主役となる年です。
『Grand Theft Auto 6』を筆頭に、『バイオハザード』の新作、FromSoftwareの完全新規IP、さらにジェームズ・ボンドやウルヴァリンといった世界的キャラクターの復活も控えています。
これほどまでに知名度・期待値・開発力がそろった年は、近年でも非常に珍しいと言えるでしょう。
本記事では、2026年発売予定の注目タイトルを、1本ずつ背景や見どころを解説していきます。
目次
仁王3

Team NINJAが手がける和風アクションRPGシリーズの最新作であり、集大成とも言える作品です。
『Nioh 3』では、シリーズの完成形を強く意識した進化が見られます。
主人公は、徳川家康の若き日である「徳川竹千代」。
史実と妖怪伝承が融合した世界観の中で、兄との因縁や将軍の座を巡る戦いが描かれます。
本作最大の特徴は、サムライとニンジャ、2つの戦闘スタイルを自由に切り替えられる点です。
- サムライ:構えと気力管理を重視した重量感ある剣戟
- ニンジャ:高速移動や空中戦、分身を活用したトリッキーな戦闘
さらに、シリーズ初となる広大で探索重視のマップ構造が採用されています。
従来の一本道的な構成から脱却し、自由度と発見の楽しさが大きく向上しています。
バイオハザード レクイエム

シリーズ第9作となる『バイオハザード レクイエム』は、核ミサイル投下から30年後のラクーンシティを舞台としています。
本作では2人の主人公制が採用されています。
- 新キャラクター「グレース・アシュクロフト」は、恐怖と探索を象徴する存在です。
- レオン・S・ケネディは、シリーズおなじみの爽快なアクションを担います。
開発陣は、『RE2』の恐怖と『RE4』のアクションを融合させることを明言しています。
また、一人称視点と三人称視点を自由に切り替えられる新システムにより、プレイヤー自身が恐怖体験の強度を調整できる設計となっています。
紅の砂漠


『黒い砂漠』で知られるPearl Abyssが開発する、完全シングルプレイの超大規模オープンワールドアクションRPGです。
マップ規模はSkyrimの約2倍とされ、ロードを挟まない完全シームレスな世界を探索できます。
戦闘は格闘ゲームのような入力やコンボを重視しており、従来のアクションRPGとは異なる奥深さを持っています。
ストーリー面はまだ未知数ですが、技術力と挑戦心においては2026年屈指の野心作と言えるでしょう。
007 First Light


約12年ぶりに登場するジェームズ・ボンドのゲーム作品です。
開発は『HITMAN』シリーズで高い評価を受けているIO Interactiveが担当しています。
本作は、26歳の若きジェームズ・ボンドが「00」になるまでを描くオリジンストーリーです。
自由度を重視した作りではなく、映画的演出と緊張感のあるミッション設計が中心となっています。
HITMANのノウハウと、ボンドという題材がどのように融合するのか注目されます。
Phantom Blade Zero


中国武侠文化と高速アクションを融合させた、非常に個性的なAAAタイトルです。
S-GAME初の本格的なコンソール向け作品でありながら、高い完成度を誇ります。
主人公は余命66日の剣士。
香港アクション映画のようなスピード感と、ソウルライクの緊張感を併せ持つ戦闘が特徴です。
「カンフーパンク」という独自ジャンルは、2026年を象徴する存在になる可能性があります。
Grand Theft Auto 6


13年ぶりとなるナンバリング最新作であり、2026年最大の話題作です。
舞台はフロリダをモデルにした架空の州。
男女2人の主人公が、犯罪と巨大な陰謀に巻き込まれていきます。
Rockstar Gamesが再び、オープンワールドの常識を塗り替える瞬間が近づいています。
The Blood of Dawnwalker

『ウィッチャー3』の開発者が独立して設立したRebel Wolvesのデビュー作。
吸血鬼が支配するダークファンタジー世界を舞台に、主人公コーエンは30日と30夜という制限時間の中で家族を救うことになります。
昼と夜で能力が変化し、すべてのクエストが物語の一部として扱われる構造は非常に革新的です。
Control Resonant


Remedy Entertainmentが手がける『Control』の進化形となる作品です。
舞台は侵食されつつあるマンハッタン。
主人公はジェシーの弟ディランで、変形する近接武器と超能力を駆使して戦います。
アクションRPG化により、Controlの世界観がより多くのプレイヤーに届くことが期待されています。
The Duskbloods


FromSoftwareが開発するPvPvE型マルチプレイゲーム『The Duskbloods』。
最大8人での対戦を基本とし、勝利条件が動的に変化します。
宮崎英高氏が自らNintendoに企画を持ち込んだ作品としても知られており、Switch 2のキラータイトル候補と目されています。
Marvel’s Wolverine


Insomniac Gamesが開発する、ウルヴァリン単独作品です。
2009年以来となる久々の主役ゲームとなります。
より大人向けで重厚な物語が描かれるとされており、スパイダーマンシリーズと同等の完成度であれば、GOTY候補になる可能性も十分にあるでしょう。



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